名古屋女子大の家政学部の講義に外部講師としてお招きいただき、片づけについてお伝えする機会に恵まれました。
こちらの大学の家政学部(生活環境学部)では
人々の暮らしに関わるテーマを生活者の視点から総合的、科学的、創造的に学ぶ
ということで、衣食住と福祉に関わる分野を学びたい学生の方々が集まっています。
必修課目であるものの、それぞれ興味のある分野が違う方たち(およそ70名!)に聴いてもらうので、片づけを自分ごととしてとらえてもらうこと、人々の違いに目を向けてよりよい暮らしをつくることに重点をおいてお話しました。
事前にアンケートをとらせていただいた中では、片づけといったら「キレイにすること」というイメージが強く、そのためか「苦手」に感じている方が多いという印象。
真面目にこちらに視線を向けてくれている気持ちにお応えしないわけには!
ということで、
言葉の定義や価値観、行動のクセによりやりやすさが異なること
思考の整理から始めるライフオーガナイズの片づけにより、自分や他者の価値観や行動に理解が深まり、最適な選択ができるようになること
これらを経験も交えながらお伝えしました。
なんてったってわたし自身、自宅をライフオーガナイズの手法で片づけ、やりたいことに打ち込める時間を生み出すことができて今に至るので、学生の方々にとってこの経歴も興味深いものだったようです。
ワークにも一生懸命取り組む様子が見られたし、質問もびっくりするほどたくさん!
わたしが学生のころなんて・・・
そしてうれしい感想もご紹介しきれないほどいただきました。
- 自分がどうしたら楽にできるか、考えることならできそう
- なぜ散らかってしまうのかを考えたい
- 使う人たちにとって使いやすい収納を作りたい
- 片づけについて話を聞くのが初めてで面白かった
- ペットの過ごしやすさを意識したい
この講義をきっかけに、これからのさまざまな選択の場面でよりよい選択ができるように、そして今後それぞれ衣食住の仕事に活かしてもらえるように願っております。
もちろん一般の方向けにセミナーも行っておりますので、ご興味ある方はお気軽にお問合せください。