寒さがそろそろ本格的になってきたからか、「札幌雪まつり 子連れ」でわたしのブログにたどり着いてくださる方がいらっしゃるようです。
3歳、7歳、11歳の子どもたちと実母を連れて、名古屋から札幌へ。
いまもなお、こどもたちからは「雪まつり、楽しかったねえ!」「飛行機また乗りたい!」という声があがります。
北海道は言うまでもなく素敵なところ。
なかでも雪まつりは大人もこどもも全身で雪を楽しめる絶好の機会!
とはいえ、本州から向かう方にとって、服装や荷物などに悩んでしまいますよね。
わたしは大学時代を札幌で過ごした経験がありますが、幼児から小学生の子連れで飛行機で向かうのは初めて。
心配だからと実母も同行することになり、心強い面もありますが彼女の足腰も気になるところ…。
それでもわたしの第二の故郷・雪の札幌を家族で楽しみたい!
このため優先度を上げたのは、「荷物と移動を極力減らす」こと。
この考えを軸に準備を進めたおかげで、現地での時間を存分に楽しむことができました。
今回はその工夫をご紹介します。
早めの計画で旅の安心感を確保
雪まつりに行くことを決めたのは6月。
学生時代からの友人に
「こどもたちに雪の滑り台で遊ばせようよ!」
と誘われたのがきっかけでした。
決めたらすぐにホテルと飛行機を探します。
冬の札幌、しかも雪まつり真っ只中の三連休なので、早めに予約することが安心。
特にホテル。
札幌は数多くのホテルがあり、行きたい場所へのアクセスや設備など、いろいろな条件に目移りしてしまいがち。
わたしたちの場合は、と考えるとすぐ浮かぶのは次の3つの条件。
- 雪の中を荷物をもって歩くのは大変。駅からすぐ近くの立地
- 元気なこどもたちも高齢の実母も、なるべくゆったりくつろげるような広さ
- さらに何が起こるかわからない3歳児がいるため、洗濯乾燥機つき
こうして自分たちにとって譲れない条件を念頭に置いて探すことで、ホテル選びで迷子にならずスムーズに予約することができました。
荷物を減らす工夫
子連れ旅行ではどうしても荷物が増えがちですが、「必要最低限」に徹底的にこだわりました。
- スキーウェアをレンタルしてアウターとして使用
お目当ての雪の滑り台がある「つどーむ会場」では、遊ぶこどもたちはスキーウェアの装備がマスト。
とはいえ我が家では普段の生活でスキーに行くことがないので、スキーウェアはレンタルしてアウターとして着用していきました。
厚手のアウターを持参せずに済み、旅行中も防寒はばっちり。
動きやすく、雪遊びにも最適でした。
わたしはレンティオでレンタルしましたが、希望のサイズが手に入らないこともあるので、これも早めの予約をお勧めします。 - スノーシューズと手袋は購入して日常にも活用
愛知では雪が積もる日は少ないものの、スノーシューズと手袋は新調しました。
結果的に旅行後も活躍し、無駄のない買い物になりました。 - 子どもたちに荷物を持たせる
長女(11歳)と長男(7歳)には自分の荷物をまとめて持ってもらいました。
これにより、わたしは3歳の次男の分の荷物をコンパクトに整理。
全員が自分の役割を果たすことで、旅行全体がスムーズに。
準備の時間を楽しむ
「どんな荷物を持っていこう?」と子どもたちと一緒に考える準備時間も、旅行の楽しみの一部でした。
「帰りはおみやげも増えるよね?」と試行錯誤しながら準備することで、旅行前から想像を膨らませる楽しみを味わえます。
また、限られた時間でどこに行きたいか、何をしたいか、どんなものを食べたいかこどもたちと話し合い、そのためのルートも想定しておきます。
実際にはハプニングがつきもの。想定通りにはいかないことが多いですが、それでもあらかじめ見通しをたてておくという経験となったのではないかと思います。
家族全員が快適に過ごせることが最優先
高齢の母と幼い次男を連れた旅では、みんなの体調や楽しさを最優先。
実際にはこんな内容でした。
1日目 午前:移動
午後:北大(北大白銀祭というイベントにたまたま遭遇。こどもたちはひたすらそり滑り)
夜:大通り公園の雪像
2日目 午前:雪まつり つどーむ会場
午後:北大(またまたそり滑り)
3日目 午前:移動
そんなゆったりプランで、友人家族を含め全員が笑顔で雪まつりを満喫することができました。
楽しすぎて帰りたくない次男
おわりに
家族全員で出かける旅行は、準備も含めて「楽しみ」だと思います。
荷物や移動を工夫して減らすことで、現地での時間をより有意義に使うことができました。
この旅を通じて、自分の価値観に沿って準備することが心の余裕を生むということを改めて実感しました。
次の旅行でも、今回の経験を活かしてより快適なプランを考えたいと思います。
雪まつりにお子さんと行きたいなとお考えの方は、ぜひ旅行の準備から楽しんでみてくださいね!