「なんかしっくりこない」
「なんか使いづらい」
片づけの相談に来られる多くの方が、よく口にされる言葉です。
この「なんか」の一言で表される困りごとには実にさまざまな背景が隠れています。
複数の原因が絡み合って、表現するのが難しいことも。
困りごとに優先順位をつけたり、イメージを明確に言語化していくために、ライフオーガナイザーはオーガナイズ作業前にヒアリングを行います。
そのヒアリングの質を高めるため、日本ライフオーガナイザー協会内のコミュニティで勉強会を開催し、学びあう場を大切にしています。
さらに実践的なヒアリングとオーガナイズ作業のトレーニングのため、今回は日本ライフオーガナイザー協会主催の「現場模擬トレーニング」に参加しました。
認定トレーナーである服部ひとみさんのもと、クライアント役のオーガナイザー宅を模擬現場とし、参加メンバーでヒアリングとオーガナイズ作業にあたるという企画。
普段なかなか見られない他のオーガナイザーのヒアリングや作業風景からの学びや、自分の作業へのフィードバックも得られる貴重な経験となりました。

左から尾崎奈津子さん、小澤美和子さん、篠原加奈子さん、藤本ゆかりさん、私。
チーム研修だからこそ身につく俯瞰力とフィードバック力
ライフオーガナイズは、物を減らす技術でも収納テクでもありません。
「どんな暮らしがしたいか」を言語化するところから始まります。
今回クライアント役を務めてくれた小澤美和子さんからも、片づけたい場所について「なんだかベストじゃない」という言葉がありました。
そこからヒアリングによって、物の持ち方や収納用品の好み、片づけのタイミングなどを丁寧に聞き出します。
それによりクライアントが心の中でなんとなく思っていた「こうしたい」が明確になり、選択がしやすくなる様子が見てとれました。
また、私は複数人でオーガナイズ作業をするという経験は初めて。
チームで作業をするには、コミュニケーションが不可欠。
コミュニケーションが綿密に取れていると、
・作業スピードが上がる
・判断の質が揃う
・役割分担が明確でクライアントが迷わない
こんなメリットが生まれます。
他のメンバーの動きを俯瞰して見ながら、作業の量と質と速さがアップするのを実感しました。

違和感には必ず理由がある。あなたの「しっくりこない」を一緒に見つけます
片づけに困る、その答えはあなたの中にあります。
「なんか使いづらい」
「なんかごちゃごちゃしている」
この「なんか」を言葉にして、暮らしを最適化するのがライフオーガナイザーの役割です。

現場経験豊富な認定トレーナー、服部ひとみさんのフィードバックを一言一句もらさないよう聞くのも学び。
このような場を利用し、現場での学びを積み重ねています。
あなたの「しっくりくる暮らし」を一緒に作りませんか?
どんなサービスがあっているかわからない方には30分無料相談もお受けします。
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獣医師・ライフオーガナイザー®。
犬猫と人が安心して暮らせる住まいを整える専門家。
獣医師としての行動学の知見を活かし、暮らしと空間の「しくみづくり」をサポートしています。
江南市を拠点に、訪問・オンラインで対応中。
公式サイト:ハナサカライフ
