赤ちゃんを迎えて生活が変化するのは人だけではない
もともと犬猫と暮らしていて赤ちゃんを迎えるとなると、気になるのは
「どちらもきちんとお世話できるかな?」
ということではないでしょうか。
犬猫の日常のお世話に加えてさらに大変な赤ちゃんのお世話が加わると、もう考えただけでてんやわんや!
ただでさえ産後はからだも心もしんどいので、気持ちが余計に落ち込んでしまっても困ります。
また、犬猫にとっても赤ちゃんは未知の存在。
突然現れたと思ったら聞いたことのない声で泣くし、予測のつかない動きをするし。
大好きな飼い主さんが赤ちゃんにかかりきりで不安になるのはヒトのこどもと同じですね。
かくいう我が家の猫たちは、こどもたちの襲撃に耐えていましたが・・・。
そんな中だと犬や猫もストレスで体調を崩してしまったり、なかには粗相や破壊、攻撃行動に発展してしまうことも。
こうした状況を回避し、お世話をしやすくするには、赤ちゃんと犬猫が過ごす空間を分けるのがおすすめです。
赤ちゃんの過ごす環境を衛生的に保ちやすい
室内で飼っていて、ブラッシングやシャンプーなどお手入れをきちんとされているコでも、生きている限りフケや抜け毛は生じます。
過ごす場所を分けることで、そういったものを赤ちゃんが触れるのを減らすことはできます。
一生懸命掃除しなきゃ!という負担も減りますね。
また、赤ちゃんのお世話に必要なものやおもちゃなども犬猫にとって興味の対象。
なめたりかじったりされるのを防ぐ点でも有効です。
犬猫にとって安心できる場所となる
犬猫が過ごす場所が限られていれば、汚れる場所も減るので掃除の手間を減らすことができます。
また、赤ちゃんが寝ているときなどにその場所で彼らと遊ぶなど、お互いが集中して満足のいく時間を過ごすのが可能です。
彼らが「ここは自分のスペースだ」と認識してもらうには、その場所でのポジティブな体験が必要。
ここでごはんが食べられる、おやつがもらえる、楽しいおもちゃで遊んでもらえる!
こうした経験を重ねていくと犬や猫はその場所に好印象をもち、過ごしやすい場所と認識するようになります。
いずれ赤ちゃんもはいはいやつかまり立ちなど、行動範囲が広がりますよね。
そのときのためにも、犬猫にとって「ここにいれば安心!」という場所は確保しておきたいですね。
出産準備に加えてほしい、それぞれのスペース作り
いくら「スペースを分けよう!」と決めても、これまで家じゅうを自由に闊歩してきた犬猫たちに「このスペースだけね」と区切るのは現実的ではないなー、としり込みしてしまう方が多いと思います。
そう、急にスペースを区切って生活を変えるのは難しいんです!
なので、赤ちゃんを迎えるとわかった段階から早めに準備を始めたほうが、お互いにとって負担が少なく新生活へ移行することができます。
じゃあうちの場合はどうやって分けるといいのかな?
家事の動線も含めてどうしたら生活の変化を乗り切れるかな?
こうした家庭ごとのお悩みに応じたしくみ作りは、ぜひお気軽にご相談くださいね。