過ごしやすい季節はモヤモヤをクリアするチャンス
わたしが片づけを意識し出しライフオーガナイズを学んだころから、3か月~半年に一度のペースで掃除しがてらモノや収納を見直しています。
なんだかモヤモヤするな~と感じるのは、以前はうまくいっていた収納が、暮らしの変化に合わなくなってきているときなんですね。
片づけは一度やれば終わりではなく、時間とともに変わる「暮らし」に合わせて、少しずつ調整していくものなんだなと実感します。
ちょうど今月5月は、日本ライフオーガナイザー協会が提唱する「GO MONTH(ゴーマンス)=暮らし最適化月間」。
片づけたい気持ちに背中を押してくれるタイミング!
そこで、わたしも気になっていたところを実際に片づける様子をお伝えしていきます。
今回は我が家の狭い玄関です。
優先順位を決めればしくみが決まる
わが家の玄関は、家族5人分の靴やお出かけグッズを収めるにはなかなかの狭さ。
そこに最近は、こどもたちの成長で靴のサイズも量もUP。
さらに中学生になった長女の自転車通学のヘルメットや雨具、長男の野球道具に加えて指導者の夫の野球道具と玄関が大渋滞!


面倒くさがりで見えないと忘れる(見えていても忘れる)ことが多いのが共通点のわが家。
特にしまう動作に手間が多いと放置する傾向が見られます。
そこで今回意識したのは、限られた収納スペースの中で「何を優先するか」をしっかり決めること。
こどもたちが自分で出し入れしやすいことを最優先にオーガナイズしました。
まず長女と長男の靴は同じ段に置いていたのを分けて、ひとり一段を確保。
レインシューズは高さがあるのでわたしとこども3人分をひとつの段に、夫のレインシューズは履く機会が少ないので一番上の夫の段に移動しました。
そして問題のヘルメット。
これは、以前設置した壁面収納のほうに引き出し式のボックスから「引っかけ収納」へ変更しました。
一刻も早く出し入れしたいこどもにとっては、わずかでも離れた場所にしまうという行動より、立ったまま壁面にかけるほうがラクなようです。

野球のリュックに野球のヘルメットやグローブなどを入れたままにしてあることが多いですが、自主練で使ったあとはカゴに入れることもあります。
砂まみれのトレーニングシューズもこちらのカゴに。

こうすることでこどもたちが自分のモノを自分で管理しやすくなったようで、玄関先が散らからなくなりました。
使用頻度が低いものも定期的に見直したほうがいい理由
玄関収納の扉付きの棚には、フォーマルシューズや水遊びグッズなど使用頻度の低いものを収めています。
使用頻度が低いだけあって、何年も収納に困ることはなかったのですが、今回改めて見直すことに。
すると、今となっては不要になったものを発見。
新たにスペースができたところに、長女の模様替えにより追いやられて収納に困っていた寝袋やおうちプールなどを収めることができました。

同じモノでも、それに対する感じ方も時間の経過とともに変化するので、収納に困っていないからと言わず定期的に見直すことは必要ですね。

片づけは一度で終わらない軌道修正
収めたいモノの種類や量は家族の成長とともにどんどん変化するのは、玄関に限らず他の場所でも同じ。
片づけが苦手でなくても、そのうちまた片づけることを思うとちょっと大変に感じますよね。
でも、優先順位を決め、家族の行動に合わせて片づけを繰り返していくと、片づけ自体がラクになっていきます。
それはここ7年ほどライフオーガナイズの片づけに向き合ってきたわたしが実感していること。
「コレ、どうしたらいいんだろう?」という迷いがなくなり、片づける行動にブレがなくなるので、短時間で終わるようになりました。
といわれても、その過程をひとりでがんばれる方もいれば、ひとりでは難しい方もいると思います。
そういう方の伴走をするのがわたしたちライフオーガナイザー。
連休はリフレッシュ、さてこれから片づけよう!でもどこから??という方はお気軽にご相談ください。
LINEからは友だち追加の上「片づけたい」とコメントくださいね。
