犬や猫と暮らすご家庭に片づけサポートに伺うと、こんなふうに言われることがあります。
「ここまでお願いしていいのかな…?」
「あんまり見られたくない場所もあるんですけど…」
その気持ち、すごくよくわかります。
私たちライフオーガナイザーは、プライベートな空間に深く関わるからこそ、「どこまでが自分の役割で、どこからが踏み込みすぎなのか」という“線引き=バウンダリー”をとても大切にしています。
「伝えないやさしさ」より「明確なやさしさ」
私は、ライフオーガナイザーであり、獣医師でもあります。
この2つの視点を活かして、犬猫と暮らす人たちが心地よく過ごせるよう、空間としくみづくりをサポートしています。
だからこそ、片づけのサポートでは「信頼関係」がなにより大事。
相手の気持ちに配慮しつつ、自分の役割やルールも明確に伝えておくことで、お互いに安心できる関係が築けると感じています。
✍️CLO勉強会で気づいた「契約書に書いて伝える」ということ
先日、CLO(サーティファイドライフオーガナイザー)資格認定プログラム受講者メンバーによる任意参加の勉強会で、バウンダリーについて意見交換しました。
私が聞いてみたかったのは「目にみえないバウンダリーを、自分の意識に頼らず認識するためにどんな工夫をしているか?」ということ。
犬猫と人の暮らしをしくみ作りでサポートするという私の仕事は、ライフオーガナイザーの領域と行動診療を行う獣医師の領域があいまいになりがちな部分があります。
あの状況でその対応は適切であったか?と振り返ることもあります。
CLOプログラム受講メンバーの中には介護福祉士、成年後見人など専門職に就きながら自身の活動を展開している方もいるため、私もよく参考にさせてもらっています。
今回も
「バウンダリーは“契約書”で明文化している」
というメンバーの言葉が参考になりました。
私自身、サービスのご案内時に「オーガナイズサポート契約書」を交わし、以下の内容を丁寧に説明しています。
- 作業当日の流れと準備
- 飼育動物の安全確保について
- 写真撮影や個人情報の取り扱い
- 不用品の扱い、体調不良時の連絡方法
- 作業範囲やキャンセルポリシー、守秘義務 など
この「作業範囲」をもう少し詳しくし、自分の専門分野について定義しておくことが必要だと思いました。
クライアントを守ること=自分を守ること。
それは「やらないことを線引きする冷たさ」ではなく、「安心して頼ってもらえるための思いやり」だと感じています。

🐾ペットとの暮らしは繊細。だからこそ、安心して相談してほしい
犬や猫と暮らすことは、楽しいだけじゃなく不安や迷いもつきもの。
だからこそ、私は“気軽に聞けるプロ”でありたいと思っています。
「片づけたいけど、どこまで頼っていいかわからない」
「犬や猫がいるから不安…」
そんな方は、どうか一人で抱えこまず、まずはLINEでご相談ください!
犬猫と人がどちらも心地よく暮らせる“しくみ”を一緒につくります。
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