うちの長女と長男は小学校のスポーツ少年団に入っています。
そのため彼らの練習を見たり、試合の応援をするのが週末のルーティーン。
自分が部活一筋だったころを思い出しつつ、体育館やグランドの空気を味わっています。
ひたむきに頑張ったあとに待ち受けるのは、そう、片づけ。
長女はバレーボールとバドミントンなので、それほど使うアイテムは多くなく、自分の部屋で管理しています。
一方長男は野球とサッカー。
ご想像の通り、砂や泥にまみれてくる道具やシューズ。
帰ってきたら帰ってきたで、すぐ遊ぶ方向に突き進む彼にとって、片づけるのは優先度が最下位。
そのため玄関に荷物が放置され、おまけに床がじゃりじゃりになる始末。
さらに、「ヘルメットを忘れています」など忘れ物の連絡がくることもしばしば。
やる気が先走ってる…!とポジティブに捉えつつも、届けると仕事に遅れるという状況に悶々とするのです。
せめて三和土で野球道具たちを収納したい。
ですが我が家の玄関は、家族5人分の靴を並べたらもういっぱいという狭さ。
最初は三和土にかごを置き、その中に入れるだけにしていました。
片づけ方としてはとしては簡単ですが、道具が増えればあふれます。
狭さと砂とあふれる道具が、毎週末いきいきと小学校にでかけていく長男を応援する気持ちに影を落としていました。
- 玄関が狭い
- こどもが簡単に片づけられる
- 忘れ物をしにくい(しない、は彼にとって目標が高いのです)
この3点から考えていきついたのが壁面を利用した壁掛け収納でした。
掛けるだけ!こどもがワンアクションで片づけ完了
壁面を利用して掛ける収納にするには、フックや棚の設置が必要。
今後こどもたちが成長するにつれてやりたいことが変わることも十分あり得るので、動かせるもので収納を作りたい。
というわけでラブリコで棚を作ることにしました。
こちらはDIYで柱を突っ張ることができるもので、以前から脱衣所の収納にも使用しています。
とはいえDIYが不得意なわたしは、三和土から玄関までの長い2×4材を購入して運ぶのも設置するのも心配…
そこで、以前脱衣所に同じくラブリコで棚を設置したときにもお世話になった近所の建材店・スズキサッシさんにお願いしました。
その場で木材をカットし、下地をしっかり調べて垂直に突っ張る。
プロにお任せすると抜群の安定感です。
これにメッシュパネルを上下2枚組み合わせました。
本人に聞きながらバットとグローブは今まで通りカゴに入れるだけ、帽子や保冷バッグなどは掛けるだけに。
「パッと取れて、パッと戻せる」ように配置しました。
これならこどもも、一日中走り回ってきたあとでもサッと片づけられます。
忙しい朝も、慌てずに必要なものをすぐ取れるし、何を入れていないか認識しやすくなりました。
上のパネルは、スポ少のコーチをやっている夫の荷物用に。
同じくざっくり派の夫にも掛けるだけの収納が楽ちんな様子で、床に置かれることなくキープできています。
狭くても壁面の利用で片づけやすさは叶えられる
ひとつひとつのボリュームが大きく、砂まみれになってくる野球道具の収納。
片づかないのはシューズクロークがないから、玄関が狭いから、と収納スペースのせいにしてしまいがち。
ですが、我が家の家族の動きやモノのとらえ方から考えたら、見えることとアクションが少ないことが重要で、どちらも壁面を利用すれば叶えることができました。
既にバットを振り回し、けっこういい球を投げる次男もおそらくスポーツに関わるだろうし、走ることや体操にも熱心な長男のやりたいことも変わってくるかもしれません。
そうなると持ち物も変わるし、身長も伸びれば使いやすい高さも変わるので、生活の変化があるたびに見直していきたいと思います。