今月のCLO(サーティファイドライフオーガナイザー)勉強会は、主にシニア層が片づけに抱える困難について。
シニアとの片づけ経験が豊富なメンバーから話題提供いただきました。

年齢を重ねると、認知機能や身体機能の変化により、片づけそのものが難しくなることがあります。
「どこにしまったかわからなくなる」
「片づける動作が困難になる」
といった変化は想像しやすいと思います。
それだけではなく、気分の移り変わりや意思伝達に影響が出る場合も。
その方が片づけられる方法を探すのはもちろんですが、クライアントさんの感情面や伝わる手段についても配慮する必要があります。
アメリカの研究団体ICD(Institute for Challenging Disorganization)の提供するプログラムや書籍はもちろん、CLOメンバーそれぞれの知識や経験のシェアからも実践的な学びを得て、サポートの引き出しを増やしています。
片づけが得意な人にとっては、「要不要を判断して、使いやすい収納を作る」という流れが自然にできるかもしれません。
しかし、片づけが苦手な方にとっては、そもそも
「どう手をつけたらいいのかわからない」
「一般的な片づけ法を試してもうまくいかない」
ということがよくあります。
だからこそ、一人ひとりの特性や状況に合ったやり方を見つけることが大切です。
「この方法ではうまくいかなかった」と感じる方は、全国のCLOメンバーを頼ってみてください。
片づけが苦手な方にも寄り添いながら、最適な方法を一緒に見つけていくサポートができます。
もちろんわたし自身も、学びを重ねながら、より多くの方に合った片づけの方法を提案できるようになりたいと思っています。