「片づけが苦手で、どうしたらいいのかわからない」
相談をされる方からよく聞く言葉です。
それに続けて
「人に見られるのが恥ずかしくて、プロに頼むのをためらう」
と言われることも多くあります。
それでも片づけを依頼してくださるのは勇気のいることだったと思うし、その気持ちに応えるのがわたしたちライフオーガナイザーです。
今回ご本人から許可を得て、自宅サロンのオープンに向けて片づけを決意されたクライアントさんの事例を紹介します。
目次
片づけたいのに。扉を開けては閉める日々
この方は、サロンを開業するために使いたい和室が、物置状態になっていることに悩んでいました。
新居に入居して数年。片づけなければならないとわかっていても、何から手をつければいいのかわからず、扉を開けては閉める……を繰り返す日々。
もともと片づけが苦手なことを自覚されているものの「こんな状態を人に見られるなんて恥ずかしい」という気持ちが強く、片づけのプロの存在は知っていても、なかなか頼む気になれなかったそうです。
そんな中、たまたまわたしを見つけてくださり、何度か直接お会いしお話するうちに緊張がほぐれ、勇気を出して片づけをお願いしてみようと思えたとのことでした。
やり方がわかれば、片づけられる!
実際に家に伺いヒアリングしていくと、「片づけられない」のではなく、「やり方がわからない」「物量に圧倒されている」ことが原因であることがわかりました。


片づけ作業では、まず部屋の中の物をすべて出します。
クライアントさんから自然と出る言葉を手がかりにカテゴリ分けをしました。
すると、 「意外と判断が早くできる!」 「誰かと一緒にやるだけで気持ちが楽になる!」 と、どんどん作業が進みました。
「サロン業務に必要なものは部屋に出しておきたい」
「事務作業もこの部屋でやりたい」
など、部屋の使い方もご希望が明確にあったので、分けたものを動線を確認しながら配置を決めるのもスムーズ。
収納用品はお手持ちのもので使えるか試しながら後日選定していくことにしました。
とはいえ、物量がかなり減り「思ったより収納用品いらないかも!」という結果になりました。


3時間半の作業で空間がスッキリしたのはもちろん、 片づけることができて気持ちもかなりスッキリされたようです。
片づけサポートを受けた変化
作業後、クライアントさんからこんなお声をいただきました。
- 「また散らかった部屋に戻りたくない」という気持ちになった
- 片づけの手順を学び、捨てる基準や収納の考え方がわかった
- 1人でやるのは大変でも、プロと一緒なら気持ちが楽になった
- 今後、子ども部屋を作る際なども相談したいと思えた
何より、「片づいた部屋を見てメンタルが回復した!」という言葉がとても印象的でした。
片づけは、あなたを責めるものではない
「片づけたいのに、どうして私はできないんだろう……」
そんな風に自分を責めてしまうこと、ありませんか?
でも、片づけられないのは「やる気がないから」だけではありません。
・どうやって進めればいいのかわからない
・物が多すぎて途方に暮れている
・完璧にしなきゃと思うと動けない
こういった理由で、手が止まってしまう方がとても多いのです。
ライフオーガナイザーの片づけサポートでは、その方が片づけを苦手とする背景や不安に思う気持ちをヒアリングを通じてしっかり理解したうえで、適切な声がけをしながら一緒に進めていきます。
実際に今回のクライアントさんからも、
「励ましてもらえて救われた」
「否定せず、一緒に頑張りましょうと言ってくれたのがありがたかった」
という感想をいただきました。
あなたに合った片づけを、一緒に考えます
今回のクライアントさんは、サロンとして使うお部屋の片づけが目的でした。
でも、その先には「子どもが大きくなったらどうするか?」という将来のことも関わってきます。
片づけは、「今だけの解決」ではなく、「未来を見据えたしくみづくり」が大切。
だからこそ、ヒアリングに時間をかけ、お客様一人ひとりに合った片づけを一緒に考えていきます。
こんな方におすすめです
- 引っ越して1年以上経つのに、まだ片づいていない
- 物が多くて部屋がごちゃごちゃしている
- ペットと暮らしている(ペットがいる暮らしを考慮した片づけができる)
- 子ども部屋を作りたいと思っている
- 片づけが苦手なのに、つい物を増やしてしまう
もし、片づけに対してモヤモヤしていたり、恥ずかしさや責める気持ちに悩んでいるなら、ぜひ一度ご相談ください。
あなたに合った方法で、安心して片づけを進めるお手伝いをさせていただきます。