便利さと管理の難しさ
暑い夏に欠かせないものと言ったら、氷。
氷の消費量が増える夏、冷蔵庫の自動製氷機能は便利ですよね。
わが家もこれまでずっと自動製氷機能を使っていました。
ところが同時にストレスを感じていたのも事実。
便利な機能とわかってはいるけど、どうしても気になるのはこの製氷機能の内部。
定期的に洗浄は行っているものの、中身は目で見て確認できないため、清潔に保つことができているか心配でした。
また、冬場に少しだけ氷を使いたいとき、自動製氷だとロスは多く出ます。
次に使うときまで間が空くからその都度クエン酸で洗浄して…というのも負担に感じていました。
そこで今年は、思い切って製氷機能を使うのをやめてみることに。
製氷皿を使って自分で作ることにしました。
すると問題なく氷が使えたし、グッとストレスが減りました。
使う量とタイミングを把握すれば適正量がわかる
我が家でどれぐらい氷を使っているか、どういう場面で使っているのかは以下の3パターン。
- 毎朝 家族4人分の水筒(500ml~1L)に入れる分
- 週末の朝 普段の水筒の2倍量と氷嚢に入れる分
- 時々 追加の水筒分、料理に使う分
在宅時ももちろん水分をとりますが、そのときはあまり氷を使いません。
こどもたちは冷蔵庫で水だししてある麦茶、わたしはほうじ茶など温かいものを飲んでいます。
なので、朝が最も多く使っているんですね。
準備したのはこちらの製氷皿。
少し大きめのサイズですが水筒のボトルに十分入るものを選びました。
これで作った氷を水筒に3、4個と、水(こどもたちもわたしも水筒は水でOK)を入れれば水筒の準備完了。
氷を取り出したあとの製氷皿には、また水をはって冷凍庫へ。
本来の使い方ではありませんが、急速冷凍ゾーンに入れています。
夕方には氷になっているので、夜に夫が仕事に出るときや料理に使うときにも「足りない!」ということはほぼありません。
週末多く使うときは、前日の夕方にも作っておいていつもの倍量で準備しておきます。
「製氷皿から氷を出す・作っておく」サイクルを少し早めれば十分間に合いました。
簡単に洗える安心感
こどもも自分で水筒を準備することも多いのは嬉しいですが、ついつい氷入れに手を入れてしまう場面をよく見かけます。
気持ちはわかるんですけどね。わたしもついつい氷を手で直接つまみ取ることもありますし。
そんなこともあるので、氷入れはこまめに洗いたいもの。
この量だと氷入れは毎朝ほぼ空になるので、新たに氷を作っている間に洗って干しておくこともできます。
氷のゆとりがあるときは、こまめに製氷皿も洗っています。
洗うといっても、汚れがこびりついているものではないので、食洗器対応でなくても手でササッと洗えます。
自動製氷の水タンクだと、水を流す細い管などがあり洗いにくかったので、洗うのはこちらのほうがダントツにラクです。
自動製氷で氷を作るより、清潔を保ちやすくなりました。
適正量を知ることは家事をラクにする一歩
製氷に限らず家事をラクにしてくれる家電や機能は魅力的なものが多く、これさえあれば!と使いたくなりますよね。
しかし、お手入れや管理の手間がほとんどの場合で必要です。
今回、我が家では氷の適正量と作るタイミングから、自動製氷機能がなくてもストレスなく夏を過ごすことができました。
同じように家庭ごとでどんなものがどれくらいいるのか、どこにストレスを感じるのか明確にすると、何を優先させてやり方を決めるか考えやすくなります。
片づけのプロセスといっしょですね。
氷作りなんてちょっとしたことでも、ストレスが減る効果は侮れませんよ~。