HP開設しました

愛知県江南市のライフオーガナイザー🄬花村久美子です。
ライフオーガナイザー1級資格を取得してほどなく2年。
このたびHPを作りました。

HP開設一発目のブログは、ライフオーガナイザーとして蠢きだしてからの経緯も含め、HPを作るに至った流れについてお話します。

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片づけられる自分が片づけを頼む

片づけが苦手な家族との暮らしから「なんで片づけないんだろう?」と疑問をもつに至るまで、片づけに得意・不得意があるということに気づいていませんでした。
モノが増える中で、「減らせば管理しやすくなるって本に書いてあった!!」と学習すれば、家族のモノまで「これ使ってないがん(名古屋弁)」と迫る。
出したモノを戻さないこどもに、ひたすら「片づけやーっ(名古屋弁)!」と連呼する。
お察しの通り、家族全員が居心地の悪さを感じる毎日でした。もちろん、わたしも。

自分は片づけられるけど、片づけられない人もいる。
わたしの片づけが家族に合わないのでは?と気づき、人を主役とした片づけのプロであるライフオーガナイザーに依頼して一緒に片づけることを選択したのは2018年のころ。

その時、床にモノが積み上げられてるとか、足の踏み場がなかったとかではありません。
使いにくいとか、特に不便を感じているわけでもありませんでした。
それでもプロと一緒に片づけることで、家族ひとりひとりの使いやすさに注意を向けるようになりました。
自分だけでは気づかなかった視点から状況を俯瞰してもらうのが「ライフオーガナイザーと片づける」上で一番の衝撃でした。

片づけられる自分が片づけを学ぶ

ライフオーガナイズのサービスを受けて、目の前に道がパアッと開けたかのようにわたしの気持ちは晴れやかになりました。
ところが、家族がいきなり片づけるようになったかと言えばそうではありません。

わたしはこんなに気持ちも空間もスッキリしたのに、なんでだろう~?とテツandトモばりにくねくねしてもラチがあかない。
踊るよりもっと深い学びが必要だきっと!とライフオーガナイザー1級資格を取得したのが2020年末。
片づけに悩む子育てママのサポートに意欲を燃やす傍ら、相変わらず「片づけやーっっ!!」とシャウトしていたのをここに告白します。

次男が寝た隙に片づけ

片づけられる自分が片づけられないを学ぶ

日本ライフオーガナイザー協会ではいくつか専科資格があり、そのひとつに「CLO(サーティファイドライフオーガナイザー)プログラム」というものがあります。

サーティファイド ライフオーガナイザー(CLO)資格認定プログラムは、 ADHD(注意欠如・多動症)・自閉スペクトラム症・ホーディングと呼ばれる溜め込み癖・脳の機能障がい等を一因として、慢性的に片づけられず日常生活に支障をきたしている状態(Chronic Disorganization=CD状態)の方のサポートに必要となる専門的な知識と技術を継続的に学ぶプログラムです。 アメリカの研究団体(Institute for Challenging Disorganization)の長年の研究によるプログラムを日本語で学ぶことができます。

https://jalo.jp/specialized/clo/

このプログラムを知った直後、えぐり込むように申込ボタンを打ったのは言うまでもありません。

片づけの仕事に携わるようになり、人に合わせた方法を採用することで暮らしがラクになる場面を何度も経験してきました。
ただ、自分の家族にはなかなか通用しません。
なにかもっと根本のところで理解できていないことがあるのでは?と疑問に思っていたんですね。
実は最強の裏技があるんじゃないか的な黒い期待があったとも言います。

CLOプログラムを学び始めてよかったことは3つあります。
1つめは、「ココ押さえればOK!」なんて裏技は(残念ながら)ない、と黒い期待が吹き飛んだこと。
2つめは、「片づけられない」にひそむさまざまな要因をひも解く姿勢をもてたこと。
そして3つめは、身近な家族に歩幅を合わせるようになれたこと。
ようやく家族とブハッと笑える時間が増えてきたように感じます。


このような経緯をたどったことで片づけを自分に落とし込むことができ、家族と笑顔の暮らしに近づいてきました。

わたしが片づけでできること


わたしの場合は自分が片づけができる方だったので、家族の苦手なことを仕組みでフォローすることができています。
しかし、自身が片づけられないのに家族との生活にいっぱいいっぱい頑張る方もいらっしゃいます。


片づけによって少しずつひっかかりを解消し、ふだんの暮らしをスムーズに過ごせるように。
自分に合わせた仕組みで無理なくできるように。
自然と笑顔になれる瞬間が増やせるように。

そして片づけそのものに笑って心軽く取り組んでいただけるサポートをしていきたい、と強く思います。

わたしの想いが必要な方に届くように、と考えて、ちまちませっせとHPを作成しました。
熱い想いはまだまだ続きますが、「これで完璧!」というモノを作ろうとしても白髪が増えるだけな気がするので、とりあえずリリースします!

どうぞよろしくお願いいたします。