苦手な作業のハードルを下げる方法あれこれ

新たにモノをお迎えして使える状態にするには、いくつかの段階があります。
それが大きな家具や家電製品ならなおのこと。
開けたり出したり、付属するものが必要かそうでないか判断したり。
それが面倒で、買ったはいいけど「とりあえず」で置きっぱなしになってしまうことはありませんか?



先日、我が家は組み立てが必要な学習机を新たに購入しました。
DIYが決して得意ではないわたしがわっしょいわっしょい!と設置しました。
ブワーッとめくるめく達成感に包まれたこと、この上なし。
以前なら、「同じくDIYが得意でない夫に投げる→イヤがられる→ぷりぷり怒りながらドライバーを回す→違う穴が貫通する」といった図式をたどっていました。
でも、ちょっとした工夫で作業のハードルを下げることができました。

今回はわたしが意識して行った、苦手な作業のハードルを下げる方法についてお伝えします。



環境整備

注文してお店に取りにいくのを週末に設定。
組み立てる上でいちばんの難敵である1歳児(工具好き)は夫に任せ、机の所有者になる長女が比較的時間がとれるときこそアタックチャーンス!!


タイムリミットと応援団

週明けからは他の予定がもりもりしているので、この週末にキメる!と自分でタイムリミットを設けました。
一刻も早く机を使いたい長女の怨念応援もビシバシ伝わり、やる気に拍車がかかります。



作業を細かく分けて分担してもらう

幸い「自分で作れる!」と長女が鼻息を荒くしていたので、簡単にできる部分を割り振って参加してもらいました。
ここでのポイントは、段ボールをまとめたり梱包材を処分したりなど、「後で残ってるとぐったり度が増す作業」を早い段階からお願いしたことです。
鼻息が荒い、そのうちに。
もしひとりで行う作業でも、ゴミの処理はできるだけ同時に進行していくことができると、作業が終わった後の疲労感が違ってくると思います。



こまめに休憩をとる

他の用事をしがてらストレッチしたり、水分補給したり、ハッカ飴(好きです)をなめたり。
コレを今日中に!と意気込んで作業に集中しすぎると、疲れてイライラしてしまうことがあるので、意識して休憩をとりました。



BGMで楽しい時間に

お気に入りの音楽が流れている中では作業がはかどる、とよく言われています。
わたしは考え事などをしているときはBGMがあると気が散ってしまうのですが、今回のように説明書どおりに組み立てるだけなどの単純作業ではBGMがあると楽しく作業をすることができます。
今回は自宅ですし、CLOプログラムの試験が間近なので、学習動画を聴きながらネジを回していました。二宮金次郎スタイル。



そして完成!

今回、部屋の使い方も同時に見直したので、作業はトータル8時間ほどかかりました。
(こども3人の相手もちょいちょい挟みつつ)
それでも、疲労感やイライラはさほど感じず、リミット内で終わることができました。

もちろん長女は大喜び。
さっそく自分の持ち物を「自分が使いやすく!」収めていました。
そこは本人にお任せです。



特別なテクでなくてもハードルは下がる

どうも先延ばしにしがちな苦手な作業、「苦手」を「得意」に変えるのは難しいと思います。
それでも、ちょっとした工夫で苦手の度合いを下げることはできます。
今回紹介したほかにもさまざまな方法があると思います。
「片づけなきゃ~」で足が止まってしまうときに、ひとつふたつでも試してみようと思っていただけると幸いです。