余裕のよっちゃん的年末
今年の年末は、気になっていた箇所をちょこちょこ片づけながら掃除したくらいで、がっつり大掃除らしきものはしていません。
普段から汚れを溜めない程度に掃除をしているのと、月イチで業者さんに水回りや自分でやりづらい箇所の掃除をしてもらっているのと、掃除したそばからありとあらゆる手段で汚していくこどもたちのおかげで「これで良し」のレベルが定まった感があります。
年末年始のお料理は、お店が混雑する前から買っておいた日持ちのするものと、大晦日に届くおせちくらい。
以前はあれこれ手作りして楽しくもくたびれていたのですが、家族もわたしが作るものよりはるかに喜ぶ様子が見られるので、そこに抗わないようになりました。
このあたりは人によって価値観が分かれるところかもしれません。
わたしもちょっと前までは年末はがっつり大掃除!でしたし、お店をあちこち巡って長蛇の列に並び食材をゲット、3度の食事作りの合間におせちをこしらえる(そして家族に不評)というのが当たり前でしたし、そこをもっと上手にこなして風習をこどもに伝えることができる方もいらっしゃるのでしょう。
でも、いまのわたしにとって優先順位がもっと高いのは片づけられない方への学びを深め、周りの方により適した片づけサービスを提供すること。
家族の満足度もキープ(というよりむしろ向上)しつつ、わたしなりに家事を手放したわけです。
そうなると、基本的な家事はあるのですが比較的自分の時間もとれるんですね。
絶え間ないメシとおやつの要求と男子たちを公園に連れて行く責務を果たしつつ、読書や勉強に打ち込むことができています。
そこで今回は片づけと理想の暮らしについて考えてみました。
理想の暮らしがイメージしづらい
ライフオーガナイズでは、片づけ作業の前に
「理想の暮らしはどんな暮らしですか?」
「片づけたらどんな暮らしがしたいですか?」
といったことをお聞きします。
わたしも実際にライフオーガナイズの片づけを依頼したとき、こう尋ねられました。
そして、答えられなかったんですね。
自分にとっての理想の暮らしというのが考えもしたことがなかったし、まったく思い描けませんでした。
結局そのときは「家族が家事に参加できて~」など、間違いではないけれど本心かどうかわからない答えでしのいだのですが、それからも自分で片づけに取り組むたびに頭を悩ませてきました。
思い描くのはタダだし、好きなように考えればいいよ。
ダメなら変えればいいだけのことだから。
そんな言葉に勇気づけられつつも、なんとなく自分の理想の暮らしが思い描けないことに引け目を感じていたように思います。
どっちが先でもいい
しかしこうしてライフオーガナイザーとなり、自分の夢に向かって時間を作り打ち込むことができている今、
「片づけて時間を作ったらやりたいことができてる!!」
という状態なのです。
理想の暮らしが思い描ける方はもちろんそれが片づけのモチベーションになりますが、わたしみたいに理想を思い描くのが難しい方は、「片づけの後にやりたいこと、ありたい姿がついてくる」と捉えるのがモチベーションになりうるのではないでしょうか。
つまり2022年末、言いたいのは
「片づけたらイイことが待ってるというのはわたしが実証できます!」
ということ。
片づけしたい気があるけれど重い腰があがらない方に伝わることを願ってます。