「記憶のお皿からこぼれ落ちる」を実感した話

ここのところタスクまみれの日々を過ごしておりました。
それも、普段のライフオーガナイザーとしての仕事や獣医としての仕事とはまた異なる分野(しかもそれが数種類)。
期日の違いは多少あれど、どれも優先順位がつけがたいものばかり。


一時的に増えたもの、長いスパンで取り組むもの、未経験で責任重大なもの、周囲と連携をとって進めるもの。
こっちの球を打ち返したらあっちから変化球がやってきた、そこに通常業務で頭フルスイング、をひたすら繰り返す毎日。
睡眠時間も削り、疲れが残る体だろうが、こどもは容赦なく「だっこして!」。


そんな状態で過ごしていると、みなさまご想像のとおり。
小さなことから重大なことまで、抜け・漏れが頻発するようになりました。
伝えられる内容を理解しているようで理解しきっておらず、結果ミスとなることも。
挙句の果てには、焦りやイライラの矛先を家族に向けてしまう。
「何を学んできたんだ自分」と肩を落として、慣れないタスクにうんうんうなっていました。



つまり、「いっぱいいっぱい」=「覚えておけない」状態ですね。
普段なら書き留めるまでもないようなことも覚えておけない。忘れてしまう。
これまで記憶で対処してしまうことが多かったわたしには、覚えておけない体験は恐怖でした。


この状態は仕事や環境の変化、家族の状況によって誰しも簡単に陥る可能性があります。
新しい職場でたくさん覚えることがある、出産した、自分や家族が病気したときなど。
心当たりがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。


このしんどさを経験してつくづく思い知りました。
普段の暮らしが最低限の力で回すことができるようにオーガナイズしておく必要があること。
なるべく記憶に頼らないタスク管理ができるような手段を身に着けておくこと。
そして、それらは自分ひとりで抱え込まなくてもいいこと。


まずは時間が惜しい、とストップしていた(だから頭パンクした説)タスクの書き出しを再開して、頭の負荷を減らします。


お仕事や役員業務、こどもの進級・進学などでてんこもりだわ~!という方、頭の負荷を減らすためにタスクのオーガナイズを一緒に取り組んでみませんか?