答えを与えられるのではなく内側から引き出す事例検討、インタービジョン

以前こちらの記事でご紹介していたJALOカレッジ、インタービジョンについての勉強会が開催されました。

インタービジョンとはグループでの事例検討の手法。
参加者はいくつかのルールにのっとって事例提供者に質問をします。
質問といっても、回答や意見を求めるわけではなく、洞察力を深めることが目的。
ひとつの問題に対し、今見えている面だけでなく見えていない面を見る視点を増やす質問を投げかけます。


事例提供者は質問に対してじっくり考えて答えを出し、次の行動に活かせるプランを策定。
そして参加者も含めて話し合いの振り返りもするので、参加者の気づきもシェアされます。


この勉強会に参加された方たちの前で、わたしたちCLOメンバーがインタービジョンのデモンストレーションを行いました。
何度も練習してきていますが、毎回頭から変な汗が出ます。
つゆだくになりながらも、質問によって提供者が自分の内側から気づきを引き出している様子を見てもらうことができました。

問題解決型の思考傾向が強いわたしたちにとって洞察力を深める質問というのは、慣れていないことが多いと思いますが、これは片づけ作業を依頼されるクライアントさんとゴールを明確にするためにも有効な手法なので、ぜひ今後も勉強を続けていきたいです。


この洞察力を深めるための学びも、クライアントさんが暮らしを自身にフィットさせるために必要なこと。
その理解につながるコンテンツを作られたCLOのプログラムディレクター吉村あきこさんが緊張してると言われたら、ほぐさずにいられないのがわたし。




毎回わたしのしょうもないzoom壁紙をチラ見してくださるので、気合を込めて作り、最後はイイ笑顔を見ることができました。